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爪水虫をラミシールで撃退する!

2019年09月20日
きれいな脚と花

角質増殖型水虫というのはかゆみはありません。でもかかとの角質がその名の通り増加するので、皮膚の表面に薬を塗っても内側まで浸透しにくい場合もあり、通常のラミシールクリームではなく更に浸透力の高いローションが使われることもあるでしょう。水虫の症状は感染部位によって異なり、その部分の状態や状況に合わせてピッタリとしたものを使用出来るよう、同じくテルビナフィンを有効成分としながらも様々な剤形が作られているのです。

角質増殖型よりもやっかいなのが爪水虫、分かりにくいかもしれませんが爪もまた皮膚の一部で、すなわち角質があってケラチンという成分がある以上は、白癬菌は増殖する可能性はあるのです。特に角質増殖型などかゆみという不快な自覚症状がないものは要注意で、そのまま放置しておくことで爪にまで侵入してきてしまいます。実際、足水虫患者の2人に1人が爪水虫にも発症しているというデータもあり、かなりの確率です。

かかと以上に硬くて厚みのある爪は、クリームはもちろんのことローションだって内部まできれいにするのは不可能です。そこで、同じくテルビナフィンという成分を配合しながらも錠剤タイプのラミシールが処方されることとなるのです。すなわち薬の効果を外部からではなく、内部から届けようというわけです。

同じ成分の薬なので似たようなものと考えてはならず、剤形によって用途のみならず副作用も違ってきます。クリームよりもローションの方が浸透力が高いというメリットがある一方で、刺激が強く使いづらいという向きもあります。体内に入れる錠剤は、血管を通じて体内隅々まで成分が行き届けられるのです。確かに足や手の爪にも抗真菌効果を届けてくれるのでありがたい存在なのですが、余計な部分まで影響を及ぼし腎機能などに障害が起こることもあります。

副作用の危険が多いからこそドラッグストアなどでは手に入らない処方薬のラミシール錠は、一気に治療のハードルが上がるのです。服用を続ける中でも途中、自覚症状は無くとも重篤な状態の前段階となっていないとも限りませんから定期的な血液検査を必要とします。医師と二人三脚で続けること半年から一年、何しろ爪の、特に足の爪の伸びるスピードは遅くすべて生え変わるまでこれくらいの期間は必要となるのです。でもテルビナフィンが真菌の細胞膜の生合成を阻害することで、これ以上の増殖を止めてくれるという仕組みはクリームやローションと同じです。弱った菌を爪を伸ばして切ることで少しずつ追い出していって、やがては完治へと導いてくれます。

わざわざ病院で処方してもらって、更には定期的に検査に訪れてと面倒ですが、これ以上の悪化を防ぐ意味でも適切な治療を行うようにしましょう。昔は不治の病と言われた爪水虫も、ラミシールの力で撃退することが出来るようにはなりました。医療技術は確実に進化してきています、後はあなたの根気があれば完治させることは可能です。