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水虫と間違えやすい症状に「皮膚カンジダ」というものがあります

2019年09月25日
女性の脚

水虫になったかもしれない、そんな時に確かにドラッグストアにも様々な薬は置かれています。でも一度は病院を受診して病名を特定してもらうことをオススメします。何しろ、かゆみなどの症状が良く似た間違いやすい病気というのは様々あるのです。白癬菌の活躍する高温多湿の夏は他の菌にとっても好条件の季節、更には汗もかきやすくなっているのですから細菌の感染から皮膚にかゆみ・湿疹といった症状は誰にでも起こること、見分け方が分かっているなら良いものの、病気によっては医師でもパッと見では見分け方はなく患部を採取して顕微鏡で見ないと間違いやすいといった病気だってあります。もちろん白癬菌が関係していない以上は抗真菌薬が意味がないことも、お金と時間の無駄になるくらいなら初めから病院に行く方が適切な処置といえるでしょう。

たとえば皮膚カンジダは、カンジダ菌という真菌が皮膚に感染して生じる細菌の感染症です。同じ真菌が関係する病気なので抗真菌薬は効くものの、用法用量が違ってくるので安全性の為にも正しい知識は必要です。それに同じ抗真菌薬でも、皮膚カンジダだとカーネステンが処方されることが多いのです。エンペシドという別名も持つカーネステンは、膣錠とクリームタイプなど剤形がさまざまあるのも水虫治療薬と似通っています。感染箇所に合わせて良いものを選ぶことが、最も効率よく治療を行う上で必要です。

足のフチなどに小さな水泡が出て強いかゆみを伴ってという小水疱型の水虫、それとよく似ているのが汗疱性湿疹です。通常であれば手に発症することが多いのですが、足の裏にも出来ることだってあります。そしてその症状から水虫であると勘違いしてしまいがちなのですが、汗疱性湿疹の原因となるのはその名前が表す通り汗、発汗の異常が関係するので汗をどうにかするというのが治療法となります。汗をかきやすいのも白癬菌が増殖するのも夏なので、非常に間違われやすいのです。

接触皮膚炎も、かぶれが水虫と勘違いされる病気です。こちらは刺激物やアレルゲンによって引き起こされる皮膚の急性炎症なのです。皮膚にかゆみが出たり小さな水泡が生じたり、正に水虫です。こちらも手やその近くに発症することが多いとはいえ足に出ないとも限りません。接触皮膚炎であればとにかくアレルゲンを特定して遠ざけることが必須、パッチテストなども行われたりとやはり白癬菌とは全く違ったアプローチになります。

もしも違った治療を行っていれば、その間は白癬菌の増殖が放置されたままになっているので悪化していく一方です。違った薬が意味を成さないばかりか別の病気に悪い影響を与えないとも限りません。なので自己判断ですぐに治療を開始するのではなく適切なものを見つけ出しましょう。いずれもが皮膚に生じる症状ですから皮膚科にいけば大丈夫です。まずは検査をしてから病名を特定した後にそれぞれにあった治療が開始されることとなるのです。