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しつこい水虫、その原因は生活環境

2019年09月23日
女性の脚と白い花

秋冬になって落ち着いたと思ったのに、また梅雨時期からかゆみなどの症状がぶり返してきたと言う方は多いでしょう。何しろ水虫の原因である白癬菌はカビの一種ですから、高温多湿環境こそが繁殖の条件となるのです。涼しくなると確かに目に見える症状は少なくなるかもしれませんが、一年を通じて患部には残っており増殖を続けています。完全に退治してしまうには、季節が変わるのを待ったり、ましてや酢水や氷水に漬けるというような民間療法を試しても意味はなく、抗真菌薬を使用するしかありません。そうして退治してもまた白癬菌と接触しているようでは同じく感染してしまうでしょう。高温多湿というカビの繁殖条件を少しでも減らすこと、そういった環境と接触しない、あるいは接触してもすぐに取り除いてしまうことで、予防となるはずです。

白癬菌が好むのが皮膚の角質、足に発症するものというイメージの強い水虫ですが実は角質さえあればどこにでも感染します。すなわち全身に関して原因となる生活環境の改善を行わねばならず、大変ですが必要なことです。感染箇所によっては子供だってならないとは限らないので、我が子の状態も見ておいてやらなければなりません。

高温多湿環境を好む白癬菌ですが、人の体から落ちて干からびてしまった状態の角質の中でもまだ活発に動いています。ですが、普通に拭き掃除をしたり掃除機をかければ取り除くことが出来るでしょう。タオルや足拭きマットなど布類に付いたものも、ダニのように繊維の奥底まで入り込んではいないのでお洗濯をすれば水と共に流れていってしまいます。

日本人に多いのが、夏の暑さでも変わらず履かざるを得ない革靴、あるいはパンプスにストッキングです。それで毎日営業に走り回っているのですから、高温多湿環境が出来て当たり前でしょう。ただ白癬菌と接触しても24時間以内であれば、増殖し感染に繋がってくることはないのです。なので外回りから帰ってきたら靴下を新しいものにしたり、通気性の良いサンダルなどに履き替えることをおすすめします。そして家に帰ったら足の指の間までしっかりと洗い乾かす、それで日中に付いた菌が流れていってくれるはずです。

日本は高温多湿で、しかもクールビズとは言っても足元までラフにすることは出来ずという生活環境ゆえに水虫患者は多く発生して当たり前の条件が揃っています。でも、日頃からフットケアを心がけ、こまめにお掃除して清潔にするだけで、たとえ菌と接触してもそれを無かったことにでき、リセット可能ということでもあるのです。だからこそ100パーセントすべての方が感染するわけでもありません。

梅雨から夏にかけてのジメジメとした暑さは変えれなくとも、日々の生活で注意するだけで違うのです。そのためにも水虫に対する知識もきちんと持っておきましょう。決して中年男性のみがかかる病気でもなく、足だけに発症するわけでもなく誰もが危険はあります。